「399ドル、自分で自分のクランクに接着」というカナダ発の格安パワーメーター、4iiiiのprecision。
詳しいことは
このあたりを読んでもらうとして、とりあえず商品が届いたのでそこまでの経過をメモしておきます、ご参考になれば。
ネットで見かけて飛びついたのが昨年の11月末、1stロットのオーダーはその少し前に終わっていて、オーダー画面上では2ndロットのオーダーということに。確かその時点では年明けくらいに出荷される見込みだったはずが年明けに遅延のメール。そして遅延が長引くことがわかったというかきまったようで、毎週金曜日にweb上で進捗をメーカー側がアップデートするというスタイルに。。。
そうこうしてるうちに3月になり「いち早く精度の高いパワーメーターを届けるために、返送パッケージを送るからクランクをファクトリーに送ってもらいこちらで取り付け送り返す、ということにした」というメールが届く。なんか接着剤の問題で本人取付は難しくなったらしい。よく分からないベンチャーが1.5往復分の送料を負担するとかマジかよと思い念のため「日本にも返送パッケージ送ってくれるのか?」と問い合わせたら「もちろん」とのこと。
で、4/21に発送の連絡がきて4/24に届いた。
中には返送用の返送の手順が書いてある説明書とFedexの封筒、取り付け位置を指定するためのダミーポッド、シリアルや名前の記載されたタグが入ってた。
こんな感じで輪ゴムでとめて
取り付け位置を指定する。
確か幅30mmくらいのフラットな面があるところをお薦めする、とか注意書きがあって、
そうするとFC-5700だとかなりBB寄りのほうになる。
ネットで見かける写真だともっとペダル寄りに取り付けている人もいるっぽいので必須ではないんだと思うけど、そのほうが正確に測定されるっぽい。
あとは、多分工場内での取り違え防止用だと思うけど名前とシリアルNo.がついたタグを取り付ける。
説明書はかなり分かりやすいので間違えることはない。
あとは同封されてたFedexの封筒に入れて、通関用の書類2枚にサインをして発送するだけ。
しかしFedexはkinko'sが取り扱いしなくなっちゃったのでめんどくさいよね。
集荷に来てもらうか自分で持ち込むしかないけど、持ち込める場所は都内ですら結構限られてるし、、、
ということで発送したらFedexから2日後には配達完了の知らせが。
4iiiiからは工場に到着後2-3営業日で作業を完了させて返送すると説明があったが1週間後くらいに「申し訳ないけどかなりの数が届いており作業が遅れている、ちょっと待ってね」というお詫びメールが。
4iiiiは遅延は散々するんだけど、遅れてる理由とか割とちゃんと説明してくるので(メールで更に質問してもちゃんと答えてくれる)その辺は評価できるのでまぁ待つことに。
とはいえ念のため3日後くらいに「発送したら追跡番号メールしてね」とメールを送っておく。(経験上こうやって催促すると発送が早くなる気がする)
そしたら3日後にFedexから荷受のメールが来て3日で到着。
昨年11月末に注文して届いたのが5月末だから半年か、、、しばらくして落ち着いてから注文すればこんなにかからないと思うけど。
ということでいわゆる開封の儀
こんな感じの箱に入ってて
ふたを開けると丁寧に更に紙で巻かれてる
で、それを開けると割りと丁寧に梱包されたクランクとスタートガイド、取付&校正をした証明書見たいのとステッカー2枚
クランクを取り出してみると、取り付け位置を指定するためのダミーポッドと何一つ変わらないユニットが取り付けられている。ちなみにお世辞にもいい質感とは言えないプラスチック。
「より正確な精度と測定のために」とファクトリーインストールの措置がとられたわけだけど、結構適当に接着剤がはみ出てるのはカナダクオリティか。
で、さっそく取り付けてみる
つきました。
precisionはAnt+とBluetooth LE(BLE)対応しているので今回はキャットアイのストラーダスマートってBLE方式のサイコンに繋いでみる。
クランクを暫くクルクルしているとサーチ画面に「precision」という表示がされてペアリング完了。
おー、マジで繋がった!と若干嬉しくなる。
一応キャリブレーションをしてローラー台にセットして少しまわしてみる。
ほんの数分しかまわしてないのであれだけど、他に所有しているパイオニアやpower2maxより感覚的に数値が低く出てないか?という感じ。
これは後々調べてみようと思う。
ということで、power2maxが正規輸入される前にドイツの店から輸入したとき、日本人の人が買って使った顛末をその方のblogでみれたのが心強かったので、参考までに残しておきます。