2012年4月19日木曜日

宮古島トライアスロン 反省と課題

10:30:00でゴールすることを視野に入れて今年のレースの反省と課題を残しておこう。

スイム(0:57:22):
正直に言ってスイムに関しては課題は少ないと思った。
海は苦手ではないしそこまで遅くない。
常に長いストロークとストリームラインを意識して「掻いてないときに如何に進むか」を考えているし、
同じくらいのタイムの人の中では間違いなく省エネ・楽に泳げていると思う。

ただ、昨日アクティブリカバリーのつもりで泳いでいて思い出したのだが
レース中最後までほぼ5ストローク1ブレスで泳ぎ切った。
ペースを上げるといつも3ストローク1ブレスになるのだから
上げ切れてなかったのは明らか。単純にちょっと気合が足りなかった。

スイムは競技時間が短く練習量を増やして削れるタイムが少ない。
とはいえあと2~3分短縮してトランジション含めて60分でバイクスタートしたい。


バイク(5:12:28 *T1含む):
好きな種目なので速く走りたい。
ここ1年くらいで平地を単独巡行するアベレージは
確実に上げれていたのでもう少し頑張りたかった、


ただ4:30を目指すというよりも如何にたくさん脚を残して
5:00弱でバイクアップできるかを考えたほうが良さそう。
バイク4:30、ランも4:30よりはバイク5:00、ラン4:00のほうが
バランスとして適当だと思う。


今年は風もなく厳しいと感じた区間は皆無だった。
これも結局気合が足らなかった。あと10分が作りたかった。




ラン(4:32:02):
最初10kmは幾ら序盤とはいっても55分で走りたい。
そこから徐々にペースを上げてギリでサブ4というのがいい気がする。
これをするためには序盤にバイクの感覚を取ってランモードに
カラダを気持ちを切り替えるのが必須、バイク→ランの練習をもう少し増やしたほうが良さそう。


あとはエイドで完全にストップしての補給はダメだった。
今回は
「スポンジ使って水浴び→コーラ→塩(と黒糖やパン)→水→スポンジ持つ」
ということでエイド滞在時間が長すぎた。
15カ所以上エイドがあるので全部で30秒減らせばそれだけで8分くらいタイムが削れる。
辛くとも効率的なエイドの通過方法を考えておきたい。




トランジション:
去年からの最大の課題だと意識していたのに、
結局去年と変わらず更衣テントの中でビールケースに座り
相当のんびりしてしまった。。。
ロングはショートに比べれば準備が多いもののやはりT1、T2合計で
選手の平均より4~5分は間違いなく遅い。
とにかく、これは「もっと急ぐ」を意識して頑張るしかない。




総括:
ランの後半から考えていたのだが
この12か月で分かったことは、もうこれまでと同じ練習をしていては
速くならないし加齢によって遅くなるのは火をみるより明らか、ということ。


トップスピードを上げるためのインターバル練習をもう少し取り入れるべきだと感じたし、
ロングライドの回数を増やさないとダメだ。


あとは食事、4kgの増量はランに響き過ぎる。
精神的にも「ヒザは大丈夫かな?」とか不安になって安心してプッシュできないし
脂質を避ける、ドカ食いしない、を徹底しないとダメだと分かった。


何より今年は「もうひと踏ん張り」という精神的なタフさが足りなかった。
去年は足首骨折、プレート入れての出場ということで逆に「絶対やってやる」という気持ちが
信じられないくらい強かったけど、ことしはその心意気が足りなかった。


少ない準備期間と今までにない体重で「完走できるか不安」「走りきれれば十分」という
気持ちが頭の片隅から消えず、結果必要なところで気合のペースアップができてなかった。


来年は自信持ってレースに臨めるようにしっかり練習すればいい。
練習はすればするほど直前は不安になるが、レース中は練習量は自信につながる。











2012年4月17日火曜日

忘れないうちに今年の宮古島トライアスロンの反省点とかを書いておく

レースまでの練習:

結果どのくらい影響したのか分からないけど去年より+4kgという
とんでもないオーバーウェイトでのレースになっちゃった。
去年6月に転職して地方で働き始め、全ての移動が車になり、
通勤やアポのために歩くことが殆どなくなった、これが主な原因だと思う。

ただ1月末のフルマラソンではギリギリではあるけれど自己ベストは更新できており、
増量の影響が一番出ると思われるランで悪くない結果は出せた。
スイム・バイクについても去年10~11月に著しく調子を落としたので
12月に2週間ほどしっかり休養をとったけれど、それ以降は
それなりの練習量を確保できたと思う。

ただ、4月にパフォーマンスのピークを作るのは毎年ながら大変だと思う。
寒い冬にしっかりバイクに乗り込みランをしなければならない。
あと例年より1週間早いことも小さいことながら大きな影響だと感じた。

バイクは3末に道志みちで100kオーバーのロングライドをしてみたものの
全く仕上がってないのを再確認しただけで、正直自信をもってレースに臨める状態ではなかった。


スイム(0:57:22):
スタートして100mくらいのところで頭を叩かれてゴーグルに少し水が入ったけど
直すほどの量ではなかったのでそのまま泳ぎ続けた。
基本的にロープ沿いが最短、蛇行したらロスだと思ってるので、
多少混んでいてもロープ沿いで泳いだ。
とはいえ第1ターンを過ぎてしばらくしたらバトルもなくなって
あとはうねりも少なくホント泳ぎやすかった。
タイムが出なかったけどなんで出なかったのか不思議なコンディションだった


T1(0:12:08):
苦手なトランジション。
遅いのは分かっていたしここがある意味勝負だと思っていたのに
今年も丁寧にタオルで足を拭き、一息ついてゆっくり着替えをしてしまった。
ちなみに一緒に参加した長谷川選手は0:06:54。。。この差は大きい、、、大きい。


バイク:(5:12:28*T2含む):
ほぼ無風という完璧なコンディション。
少し暑いかな?とは思ったけど塩分を含めた補給をしっかりしてれば
熱中症などはないと信じていたし、結果何の問題もなかった。
辛かった記憶も楽だった記憶もあまりない。
ハードだった記憶がないということは追い込めてない証拠、
もう少しプッシュできたんだろうな。。。反省
あとドラフティングするわけじゃないけど、周りにいいペースで走ってる人が
見つけられなくて、完全な単独走行時間が長かったんで
それもタイムが伸びなかった理由だと思う。


T2(時間不明):
ここも座ってかなりゆっくりしてしまった。。。
T1ほどじゃないにせよ、ここでロスした時間は決して少なくない。
課題だとわかっていながらこの先の長いランに備えて落ち着き過ぎてしまった。


ラン(4:32:02):
どこかで「フルマラソンの自己ベスト+30分」て聞いてからそれを意識してる。
そうするとギリギリサブ4になるはずなんだけど60分以上多くかかってしまった。
入りの10kに1:03もかかってしまい序盤のペース作りができなかった、これもダメ。

毎年10~20kはいいペースで走れる選手を掴まえて励ましあい一緒に走ってるのだが
今年はそれができなかったのも大きかった。

天気でいうと往路は特に日差しが強かった。
一昨年の7月の皆生34℃という地獄に比べれば大したことはないけれど、
暑さにまだ慣れていない身体には結構響いた。
折り返し手前2kくらいのところで長谷川選手とすれ違う。。。ここまで離されてるとは思わず、
かなりショックだった。

その後タイム差を計ると16分。
この時点で「こいつに追いつくのは諦めて自分のレースをしよう」
と決断w

しかし25k過ぎで歩いている長谷川選手を発見。
「なにやってんの?ついてこいよ!」と声をかけるも
「頑張れよ!」と言われる。
ゴール後に聞いたがランの序盤から内臓がダメで半分近くは歩いたとのこと。
あれだけ快調に飛ばしてたヤツがこうなるのだからロングは分からない。

復路は向かい風がしんどくてペースがホントに上がらなかった。
なんとか10.5時間は目指したかったがペースが上がりきらない。
今思えばもうひと踏ん張りできたと思うがそれができなかった。


ゴール:
そんなこんなで10:41:52でゴール。
去年より30分くらい遅いタイム。。。

唯一の救いはトップも例年より30分近く遅かったことか。

これで宮古島は5回目のロング6回目だが
楽なレースも理想的な展開のレースも当然ながら一度もない。

ただ来年に向けて何をしないといけないかは
走っている最中にもよく分かった。